Van Halenのアルバム『1984』未収録曲のデモソングと噂されている音源を長らく探しいたのですが、ついに見つけたのでそのご報告を。
ちなみに、この記事のころから探していたみたいです。
そして探していた動画はこちらにありました。
自分の知る限りでは、2000年代初頭にあったファイル共有ソフトのWinMXとかWinnyとかにこの音源は出回っておりまして、”Van Halen?? Fresh”とか”Van Halen B side demo from 1984″みたいなファイル名がついていたかと記憶しています。で、音源聴いてみたら音質は悪いけど曲がカッコよ過ぎてぶっ飛んだという。ただ所有していた音源は当時のPCのHDDが、これまたぶっ飛んだことで消失してしいました。
それでも後年、YouTubeがブートレグとか未発表音源の方面でもかなり充実してきて、とりわけ”5150EVH5150“というアカウントの方が色々とレアなVan Halen音源をアップしてくれていて、その中にこの音源も混ざっていました。そんなわけで聴きたいときにいつでも聴ける状態ではあったわけです。「このアカウントを停止しました。これは、このユーザーのコンテンツが著作権を侵害しているとの申し立てが第三者から複数寄せられたためです。」となるまでは……。
以後は数年に及ぶ検索の日々という感じでずっと探してたのですが、去年の年末ごろに突如としてロシア？のサイトが検索に引っ掛かり期待せずに開いてみたらまさかのビンゴ！もうあらゆるデバイスでダウンロードしてバックアップしておきました(笑)。ちなみにYouTubeにあがっていた動画と同じなので、archive.orgとかweb魚拓みたいに消失した動画をバックアップしているサイトなのかも。
それで、どうしてこの曲探しが難航したかと言いますと、実はVHの曲じゃないと言われているからなんですね。録音状態も悪いのでライトなファンなんか見向きもしないし、コアなファンからもVHの曲として認められてないので、どこにも出回っていない曲に長らくなってしまっていました。
昔あったVHFAQというサイトにもこの曲がVHの曲でないと断定している記述があります。
32. Is “Fresh” really an unreleased Van Halen song from the 1984 sessions?
No. It is NOT Van Halen in any shape or form. Differing theories as to who actually performed this mislabeled track: an anomymous guitar player, who entered this tune in a “best guitarist”-type contest; Steve Lukather, Toto guitarist and ace session player (as well as being Edward VH’s closest friend outside of Van Halen); and, an obscure Swedish rock outfit.
でもネット一部ではVan Halenっぽい部分もあるとか言われていて、僕もそう思う、、、というかこれがVHに聴こえないって、どんな耳してるんだよ！？って感じです。まあ、ほんとに彼らの曲じゃなかったら自分の耳が腐っていることになりますけど(笑)。
あと勝手な考察ですが、この曲の音的に5150スタジオを作った初期の頃の録音ではないかと思います、『1984』のレコーディング前、マイケル・ジャクソンのソロとか録ってた頃ぐらいじゃないかと。その頃の作曲事情やスタジオを作った経緯に関しては下記のサイトに色々と面白いエディのインタビューが掲載されています。
