“Beat It”のソロを弾いてSHURE SM57とAUDIX I-5の比較

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 超定番のダイナミック・マイクとして有名なSHURE SM57なんだけど、バンド練習で毎週持ち出していたら、いつの間にかノイズが混ざるようになってレコーディングに使うには非常にデンジャラスな状況になってまいりました。(数ヶ月前に購入した時点での正常なコンディションだった音質が今となっては分からないんだけど、所有してるコンデンサーマイクよりヒスノイズが多いっていうのは、あきらかにオカシイと思われる)

 もう一本SM57を買おうかとも思ったんだけど、それだと芸が無いし、そもそも修理をまず検討すべきで、しかし使えるマイクは早急に必要という状況でもあり、悩ましくもサウンドハウスで同じ価格帯の製品を探してみたところ、AUDIX I-5を発見するに至りまして、そっとブラウザを閉じてもニ、三日ワクテカが止まらなかったことに心の弾みを得て、思い切ってポチッと購入してみました。ということで、正式な比較実験にはならないけれど(なんせ57は壊れてる疑惑の渦中だし)、同一音源を同じ環境とセッティングにしてマイケル・ジャクソンの”Beat It”のギターソロパートを録音してみたので、聴き比べてみましょ。

*注)ライン録音したギターの音源を、モニタースピーカーから鳴らしてマイク録りするという強行手段テストなので、はっきり言ってクズな音質です。

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↑SHURE SM57

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↑AUDIX I-5

 ……どうでしょう(クズ音源なのは知っている)、I-5の音質は高域が煌びやかだとか、ガッツがあるとか、そんなレビューを事前に山のように読んでしまっているので、耳の方もいい感じにプラシーボの罠というかガッツリ贔屓目になってますが、それを差し引いてもなかなか良い感じだと思います、そう思えるんです、なんて不思議なことでしょう!(そんなに簡単に差し引けるのかというご批判はご容赦w)。これならブラインドテストしても聴き分け可能でしょ、凄過ぎ!使える、使えるゾこのマイク、そう信じたい!

 ということで、比較テスト自体は厳しい環境下で行われましたので、あまり参考にならないギャグみたいな内容になってますが、AUDIX I-5の名誉のために言っておきますと、とにかく使いやすくて、ボーカルで録ったときは音像が前に迫ってくるような迫力で素晴らしいという感触でしたよ。まあ、残念ながら今回のマイク録り音源は使い物にならないのものの、せっかくギターソロをコピーしたので、PODでライン録りしたオリジナル音源を使って、オケと合わせたところまで作ってみました。

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↑PODからラインした元の音源の方が全然良いのは知っていたさ。

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↑上の音源を使って、チョコチョコっと処理をして、ハイ完成!!
 あと、聴覚を信じるか視覚情報を信じるか的な話ですが、両方のマイク特性を描いたカーブの画像も一応貼っておきます。「俺の耳が、このマイクを選ばせた」的な職人めいたことを言わないのが、DTM世代の軟弱さであり利点でもございます。







Shure SM57







Audix I-5

 見比べてみた感じ、SM57の方が素直な音が録れそう、この辺が超定番たる所以か。Audix I-5の方はというと、低域、高域共がけっこう出ているから、目立つ音が録音できそうだけれど、ある程度のトラック数のあるオケに馴染ませる場合はむしろ他の楽器と帯域が被ってくると思われるので、その辺をしっかりEQで削ってやる処理が必要になってくると思う。ボーカル録音をした場合も、最初からおいしい帯域がブーストされた状態だから、削ることをメインに考えた方が良さそうですね。でも、存在感がある音が録れそうなのは、この特性カーブを見る限りは確かな気がします。SM57の音はちょっと平凡とか飽きたって人にはうってつけのマイク。
 で、ここまでI-5をプッシュしておいてアレなんだけどさ、実は……的な話をしますと、最近のVHNDにあった記事(Interview: Engineer Behind 5150 studios, George Saer)にヴァン・ヘイレンのレコーディング・エンジニアが色々と彼らとの恍惚たるマジカル・モーメントについて力説してる映像があがっていたりしまして、それによるとSM57はとにかくオールマイティーで、マイケル・アンソニーのベース録りで大活躍のミラクルマイクとのこと、マジですか!やっぱSM57も、もう一本買い足すしかないんじゃないのコレ!というVH教団からの散財へと向かう道しるべの提示を前に若干の戸惑いを覚えております、盲信とは誠にこのことでございますでしょうか。

Posted from するぷろfor iPhone.

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