日々の良かったことを必ず3つ書くという自己啓発な試みも、そろそろ一年が経過しようとしている。けっこう強靭なプラス思考が身に付くのでオススメだし、蓄積されていく記事の量によって満足感も得られる効用もある。で、ライフハック記事はアクセス多いので、思い出したように3 Good Thingsについてとその方法について書くのである。
（やり方）：ルールはいたって簡単で、とにかく少しでも良かったと感じられる事なら書く、それだけ。というか「寝過ぎた」とか「一日無駄に過ごした」みたいな一般的にマイナスと思われる内容でも、「長時間寝むれてすっきりした」とか「一日まったりと過ごせて落ち着けた」とか無理やりプラスの内容に転換してしまうのがミソ（その能力を身に着けるゲームと考える）。「世の中ってマイナスに捉える必要がある事柄は何もないじゃん！」となればこのゲームはあなたの勝ちである。
（書き留める場所）：それで、この「3つの良いことゲーム」は長く続けることが大事で、そうなると書き溜める場所は慎重に選ぶのがベター。ノートに書いて継続できるならそれでも結構なんだけど（自分もMoleskineの日記帳とか「ほぼ日手帳」とかで数年間日記を書いてたけど、手書きは時間かかる割に読み返してみると情報量が少ないし、ページを丸々書ききらないといけない気もするしで疲れて、最終的に諦めた）、iPhoneアプリの「瞬間日記」、またはそれに類するスマホのアプリなら、日常生活でほぼ手放すことはないので、思い出した瞬間にちょちょっと書き留めることが出来るし、整理するのも楽チン（一応、Evernoteにもアプリから転送して保管している）。しかも写真も添えられるから、見返した時に字面だけよりも楽しい。一日の所要時間3分くらい。時間をかけない・かからないのもこのゲームを継続するうえで必須の条件なのだ。
ちなみにアプリならノート形式じゃないので日記帳が抱える問題である、「1ページ書ききらないと」という強迫観念も起こらないし、肩に力が入ることなく書けるのも良い。ちなみに自分は3行ぐらいの短文の日もあるし、数十行になる日もある。
（one more thing）：というほどでもないけど、タスク管理系のアプリと連動させるとさらに捗ることに最近気が付いて、「ToToDo」を使いだした。事前にタスクを考えておいて、それが消化出来れば、３つの良いことに加えてやることが出来るという仕組み。
アプリ自体は今日、明日、そのうちの３つのタグがあって、そこにタスクを書き込むだけのシンプルな作り。シンプルだからこそ何度もチェックする気になるし（アイコンのバッジの数字が未消化のタスク数になるので、なんだっけ？とアプリを開く回数も増える）、なんとしてでもタスクに向き合ってその日のうちに終わらせてやろう、そんな気持ちにもなるモチベーション創出アプリでもある、スゴイぜ！
タスクを終了したらチェックボタンを押す、するとその日のうちに登録してある仕事の何％を終えたかが表示されるのも、ちょっとした快感を提供してくれる。Toodledoというネットサービスと連携していて、アカウントを作ってアプリと連動させれば、そこに過去のタスク履歴が残せる仕様、自分アーカイブ的な使い方も兼ねられる。
シンプルで単純化すれば、こういったことも三日坊主の悪夢からも脱却できるので、何かを継続的にやってみたいと思っている人は、この３つの良いことゲームをお試しあれ。レッツビギンやで！ポジティブやで！！
