FANIC(ファニック) 超簡単に音楽を視聴・販売できるホームページ作成サービスを使ってみた

 自分のサイトで音源を売ろうと導入したプラグイン(WP e-commerce plugin)と奮闘し続けはや一年、一度たりともまともに動かせず、ついに切り捨てることに。なんかWordpressとWP e-commerceのバージョンの組み合わせによって動いたり動かなかったりするみたいで、アップデート・ダウングレードを繰り返したものの、注文ボタンが消えたり売りたいコンテンツのファイルアップが出来なかったり顧客情報を記入する欄が消えたり、最後は自分の意識が遠のいたり……、とにかく致命的なトラブルが必ず発生して、モグラ叩きのような状態から抜け出せない。(ちなみに他にもWPサイトを持っていて、そちらで試したらすんなり動く腹立たしさ!)。ということで、ちょうどpaperboy&co.(ペパボ)による新しいWebサービスFANIC(ファニック)が登場したので、とりあえず勢いでそちらに飛び乗ってみることにしてみました。


はじめまして、こんにちわ!
FANIC(ファニック)です。 FANICは、オリジナルの音楽を登録、視聴公開することが出来る、 音楽専用ホームページの作成サービスです。

・趣味で音楽を作っているけれど、発表する場所が少ない…
・今やっているバンドで作った音楽をたくさんの人に聞いてもらいたい…
・音楽の個性に合わせたホームページを作って発表したいけど知識がない…

FANICを使えば全部解決できます!



FANIC 「試聴、販売、デザイン自由ミュージシャン・アーティストのためのホームページ作成サービスFANIC(ファニック)」ということで、さっそく試してみたけれど、第一印象としてはとにかく使いやすい。インターフェースがシンプルで、自分のプロフィールページを作って(色を選んで画像をアップするぐらいの手順)その後は視聴音源のアップをするだけという超簡単な流れなので、誰でもあっという間にホームページが作れます。ユニット「永久機関」で作ったページはこちら。あとアーティスト利用事例はこちら

FANIC YeYe これから開始される楽曲販売機能は月額性(315円)+販売手数料(売上の15%)で月に総楽曲数100回までダンロード販売可能という感じ。手前でプラグインさえ導入できれば仲介マージンなんて取られることもないと考えると癪に障る(笑)けれど、まあ自力で出来ないのだから仕方がない……。つまり、そんな人々をターゲットにしたサービスで、やっぱり個人で音楽売りたいっていう需要はますます高まってるんだろうか。これだけシンプルな操作性かつ視認性で、さらに販売楽曲の登録審査も恐らく無いと思われるので、お金さえ払えば本当に誰にでもオープンで使い勝手の良さが売りのサービスになるんでしょう。

 それと独特なサービスとして録音機能が付属したFANIC専用iPhoneアプリを提供していて、録音した音源をそのままアップしてFANICにて販売もできるというお手頃で秀逸な販売経路が用意されています。バンドのライブ音源をメインに想定していると思うんだけれど、その場でちょちょっとレコーディング&音源をアップで販売まで出来てしまうというのは、実力ある演奏者にとってはかなり魅力的なんじゃないかなと。

 現在リリースキャンペーンで2012年3月15日まではこれから公開される販売機能も無料で使えるので、作った音楽をどうすればいいか手をこまねいている方がいたら、試しに使ってみるのも良いんじゃないでしょうか。ページを作ったら、コメント欄にでも書いて教えてくださいね、遊びに行きます!

 ちなみに蛇足ですが、このウェブサービスを提供している株式会社paperboy&co.(ペパボ)と言えば、月額105円のレンタルサーバー・ロリポップが有名ですが(自分も4つぐらいスペースを借りている、そしてこのサイトもロリポップ)、なんか色々とターゲット層として狙い撃ちされている感じがしないでもないという……(笑)。それともし手芸とかやっていたら、minne(ミンネ)というこちらも同じくペパボの新サービスで色々な作品を販売できるもサイトも利用することになっていたかもしれない。

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