スチュアート・セイガル監督『CBハスラー おっぱい もりもり大作戦』:おっぱい詐欺

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CBハスラーおっぱいもりもり大作戦

 「休日を無駄に潰す5つの方法」とかそういう特集があったら積極的にこの作品を推していきたい。他所のレビューで酷い出来であるというのは知っていたので、自ら地雷原に踏み込んでいった形ではあるんだけど、それにしもて面白いほどつまらない脚本で感動した!「おっぱい」+「大作戦」という男のロマンス界における二大ビッグワードと、その間にねじ込まれた「もりもり」によってもたらされるワクワクハラハラな無限大の期待感、こんな妙技を使ったタイトルをこの作品に冠した代理店の罪はそれなりに重いと思う。


【あらすじ】広大なアメリカの大地を駆け抜けるトラック野郎達。 彼らにご奉仕する為に三人の美女が現れた! その名もCBハスラー! 金髪で爆乳、短髪で引き締まったボディ、黒髪でロングヘアーで超セクシーの三人。 毎日、ヤリまくりな日々。しかし保安官がやって来たから、さあ、大変!


 さあ大変!で済まされてしまうほど牧歌的な世界であるわけだけど、とにかくそんな内容。「へアーヌードありの無修正」なのに肝心の脱ぎシーンでヘアーまで脱がないという恐ろしい裏切り作品として特筆される部分があるものの、とにかくおっぱいブルンなシーンはラス・メイヤーの作品並みに出て来はします。でも、なんか「おっぱい」に対する執着心みたいなものが若干希薄かも。ラス・メイヤーは題材がエロじゃないのに登場人物たちが必ず爆乳であることにこそ監督の偏執的な狂気があると思うけど、本作はそもそも売春婦のネーちゃんたちにスポットを当てているわけで、おっぱい大きくても何の不思議もないという話、故に「この監督、変態だなぁ」とか「ストーリーよりもそのおっぱいが邪魔をして…」みたいな楽しみ方も出来ないのが難点です。ある意味、期待していなからこそ立ち上がってくる「おっぱい」の存在感なわけで、タイトルに「おっぱい」を入れてしまったことが逆にあだとなった感も否めないです。


 ちなみに内容紹介では保安官が来たから一大事!みたいに書かれているけど、それとは別に二人組の文屋が出てきて、この脚本にあってなお「おバカ役」として描かれている筋金入りの馬鹿であるわけです。トラック野郎を相手にした移動型売春宿の実体をなかなか掴むことが出来ないうえに、役者の大味なダイコン演技っぷりも相俟って、なにか殺意のようなものを抱かずにはおかない演出となっています。「どうして売春をすっぱ抜くだけでピュリッツァー賞受賞なんて妄想が浮かぶんだよ!w」と皆さんもこの二人に全力で憤ると良いでしょう。

 最後はもうちょっと誰かが浮かばれない痛い目を見る終わり方をして欲しかったんだけど、妙に平和主義的で全員がそれなりに難なく済まされるというラブ&ピースなヒッピー思想エンディングなので脚本家のお花畑具合が知れるってなもんですが、なんだかんだで僕はこの作品3回観ましたよ!というわけで、以上が充実感のある無駄な休日の潰し方でした。



C・B・ハスラー<未>(1978)
CB HUSTLERS
CBハスラー おっぱい もりもり大作戦(新ソフト題)
監督: スチュアート・セイガル
上映時間 90分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場未公開・ビデオ発売
ジャンル エロティック/コメディ

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