父親、18日にも大津署に告訴へ 中2いじめ自殺

父親、18日にも大津署に告訴へ 中2いじめ自殺
京都新聞 7月14日(土)19時9分配信


 いじめ被害を受けたとして、自殺した男子生徒の父親(47)が近く、大津署に告訴状を提出することが13日、関係者への取材で分かった。父親はこれまで同署に3度、被害届を提出しようとしたが、受理されなかった。
 関係者によると、男子生徒がいじめで受けた犯罪被害について加害者を立件することを求め、18日にも同署に告訴を行うという。
 男子生徒へのいじめに関しては、昨年10月に学校が全校生徒に実施したアンケートで、「殴る蹴るの暴行を受けていた」などの暴行の具体的な証言が多数あった。ほかにも「銀行の口座から金を奪われていた」など金品要求をうかがわせる記述も複数みられた。
 父親はアンケート結果などを基に、生徒が自殺した後の昨年10月に2回、同12月に1回、大津署に出向き、暴行容疑の被害届を提出したいと申し出たが「犯罪としての事実認定ができない」として受理されなかった。


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