2012年度もやっぱり入院してますよ!

東京女子医大

 現在、また入院中の身であります。身近な人には伝えてありましが、とにかく明日の手術に備えて、昨日から東京女子医大でお世話になっています。患者病棟9階窓際ベッドから、新宿の高層ビル群を眺めつつ、なんとも言い知れぬ不安と闘っている、というか今回は初めてお腹を切開するので怖さが半端ないぞ!



<今回の病気>
 なぜ入院か?というのは、このブログを漁ってもらえれば分かるかもしれないですが、去年の夏ごろからおかしくなっていた尿管+腎臓のアレの件です。高校のときと基本的に同じ病気ですが、今回頂戴した正式な病名は「左腎尿管移行部狭窄」とのことで、それによって引き起こされている病気はいわゆる「水腎症」です(プライバシー情報ダダ漏れギャー、笑)。

<精神状態について>
 ちなみに、緊急で搬送されて手術をしたわけでもないので、まだ身体の方は元気でいつもとなんら変わらないです。変わらないだけにオペの不安を味わう時間もじっくりあるという罠。明日を境にオペをすることで病人になるのかと思うと、信じられないというか憂鬱になりますけど、不思議なもんでメンタルの方はすっかり病人モード化してます。なんか覇気もなく自分でも色々なことがどうでもよくなりつつある(笑)

<手術内容>
 手術の内容としては、尿管の狭窄部位が治ってないので、左腎臓が肥大しているor今後もさらに圧が掛かって腎機能低下を起こす可能性がある。なので、狭窄部位を切って正常な部分どうしで繋げてしまいましょう、という話。が、何度も手術しているので、腎臓が癒着している可能性も高く、内視鏡を使った手術だと難しくなってしまう。よって開腹によって手術する方向で、という話。

<硬膜外麻酔について>
 あと、もう一つ、今回のようにお腹を切開する際に術後の痛みを和らげる「硬膜外麻酔」というものがあって、これをやるかどうかでかなり悩んだ(患者が選択できる)。全身麻酔と併用して、全身麻酔前の意識があるうちに背中から注射していくらしい。それで術後もしばらく、そこから痛み止めを注入し続けるのだけれど、まれに神経を傷つけることがあって麻痺へ至ることもなきにしもあらずという話。たしか30万人に一人とか、そのレベルなんだけれど、麻痺の恐ろしさに関しても身をもって体験したことがあるので、ちょっと怖気づいて躊躇していた。

 でも、①お腹を切ると男の人は女性より筋肉が多いので痛みが強くなる、②臍より上を切る方が下よりも痛みが強い、という話を看護婦さんや麻酔科の先生から教えてもらい、やっぱり硬膜外麻酔をすることを決意しました。
 切開後の痛みって話によれば「それ相当に痛い」わけで、特に痛みに弱い性質の自分としては話を聞いてるだけで涙ぐんでくるんだけど、麻酔無しで乗り切れる気もせずに決断せざるを得なかった感じ。

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