『GANTZ:O』:原作ファンも(たぶん)文句なしのクオリティー

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GANTZ:O ガンツ:オー フルCGアニメーション

奥浩哉の大ヒット漫画『GANTZ』の中でも一番人気の高いと思われるエピソードである「大阪編」をフルCG化した本作。2011年の嵐・二宮和也が出演した実写映画版よりも原作に忠実な作りで、かつキャラクター造形の再現度が素晴らしく高かったです、それだけで観る価値ありと言える作品です。2016年10月に劇場公開されていたらしいのだけど、ビデオスルー作品かと思うほど当時の記憶がないわけですが、このクオリティーを知ってたら映画館で観たかったなぁと。ちなみにベネチア映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に出品されたときは、上映後に5分間スタンディングオベーションが起こったそうな。

原作ありきのキャラクターをCGで再現するのって、そりゃまあ大変そうなわけですが、本作では加藤やレイカが立体化されても違和感なく忠実に再現されてるし、人間っぽい質感も上乗せされている感じがしました。そんでもって、それらがヌルヌル動くと。最近では超絶リアルで有名なCG女子高生「Saya」みたいに凄い精巧なCGもありますけど、既存の2次元キャラの雰囲気をしっかり残しつつ縦横無尽にCGで動かすというのは、違ったベクトルで偉業を成し遂げているのではないかと思われます。あと単純に髪とかレザーの質感がスゲーってなりました。

参考:CG女子高生「Saya」

美しすぎるCG女子校生Saya、PSVRの世界で戯れたい
去年から国外含めて各所で話題になっていますけれども、美しすぎるCGの女子高生「Saya」の2016年版が発表されたということで見てみたら、さ...

ただ原作に忠実と書いたけど、切り捨てられたシーンやエピソードもあって、般若・小面の出演はバッサリとカットで個人的には非常に残念でしたよ。あの二人、不気味過ぎて最高に好きなんだけどなぁ……。般若・小面と対決したホスト侍が「吸血鬼」という、原作でも回収しきれなかった設定が施されているせいか、物語上の整合性が取れなくなってしまうことが危惧されてのカットという判断だったのかもしれません。

他にも予算なのか尺の関係なのか分からないけど犬神星人も出演なし、大阪チームのろくろ首に対するえぐい蛮行シーンもPG12のためかカット。原作の岡八郎は誰が見ても松田優作がモデルだけど、CGでやるとそっくりになって肖像権とかの問題があるのか、似ているようで微妙に外した相貌となってました。

というわけで「マンガ原作映画は地雷」説を覆す素晴らしい出来の本作だったわけですが、下にあるようなイメージを見ちゃうとR18+版でやって欲しかったなあという、スケベな感想を抱かずにはいられないわけですね。ちなみに昔から思ってたけど、GANTZの扉絵って本編の内容と関係なくエロスなことやっててズルくない?(笑)

あと『01 ZERO ONE』の4巻まだですか?

GANTZ:O ガンツ:オー フルCGアニメーション

『GANTZ:O』
メディア:映画 Anime
総監督:さとうけいいち
監督:川村泰
制作:デジタル・フロンティア
原作:奥浩哉
脚本:黒岩勉
音楽:池頼広
上映時間:96分
製作国:日本
公開情報:劇場公開(東宝映像事業部)
初公開年月:2016/10/14
ジャンル:SF/アクション/サスペンス
映倫:PG12
必ず、生きて帰る。

声の出演:
小野大輔(加藤勝)、M・A・O(山咲杏)、郭智博(西丈一郎)、早見沙織(レイカ)、池田秀一(鈴木良一)、ケンドーコバヤシ(岡八郎)、レイザーラモンRG(室谷信雄)、レイザーラモンHG(島木譲二)、津嘉山正種(ぬらりひょん)、小野坂昌也(木村進)、津田健次郎(平参平)、小川輝晃(原哲夫)、吉田尚記(アナウンサー)、梶裕貴(玄野計)



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