Sound & Recording 11月号にEchoplexの記事

 少し前に「Echoplex」を通すことで得られるギターサウンドと、それを再現したエフェクターの「EP BOOSTER」について書きましたけど、今月の『Sound & Recording』に「Echoplex」についての記事が載っていたので、ちょっとシンクロニシティーを感じて、なんとなく「先取っちゃった?」的な気分でご満悦状態であります(笑)。

歴代の使用アーティストにエディ・ヴァン・ヘイレンの名前もしっかりと書かれて紹介されていますが、ジミー・ペイジの使用頻度の高さについての言及がプッシュされた内容でした。ちなみに、マイルス・デイヴィスまでも、この「Echoplex」に魅了されていたというのはちょっとした驚きで、こうなってくると、むしろ当時テープエコーと言えばコレしか選択肢がなかったのではないかしら……、とちょっと思い直してみたり。でも、自分的にアナログ機材の筆頭という意味で、やっぱりいつかは手に入れたいと、記事を読みながら野望を抱くのでした。(というか、サンレコは音楽機材に関するカタログ雑誌という側面も強いので、読んでいると物欲が止め処もないモノとなってきて大変です)



 ちなみに写真はiPhoneアプリ”quadcamera”(230円)での4連射撮影で、0~3秒間隔で連射スピードを設定できるカメラとなっています。最後の一枚は何を撮ればいいか迷って、部屋の地デジ未対応のテレビに瞬間的にカメラを向けていました。ちなみに画面は鑑賞中の『シェルター』、若干途中で見飽きてしまったという申し訳ない感じ(笑)

 もうひとつ、写真に写っている『月曜日は土曜日に始まる』は、今読んでいるストルガツキイ兄弟のSF小説で、アンドレイ・タルコフスキーの『ストーカー』の原作で有名なロシアの作家による作品です。大江健三郎が彼らのファンということで読んでみたら、やっぱり面白い。で、面白いのは良いのだけど、ロシア人名に翻弄される感覚は、ドストエフスキー読んでいるときと一緒で、正直なところ人物名総覧をつけて欲しいと思って止まないわけです。そういった安易なものに頼る体質を批判する人もいたりしますが、やっぱり便利なものとして利用できるものはぜひとも巻末付録としでもつける工夫をして欲しいものです。

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