その日にあった良いこと3つを毎日書くだけで、鋼鉄のメンタリティー

 出先のちょっとした時間にライフハック記事をiphoneで読む機会が増えている、というよりも常に「はてブ」のホットエントリー上位になんらかの生活向上系記事があがっているので、自己啓発に余念がなく脱情弱を志してやまない僕たちのハートをガッチリ鷲づかみしちゃって離してくれない……、かどうかは知る由もありませんけど、ついつい読んでしまうミーハーな自分がいることにはそろそろ気が付き始めている今日この頃、なんとなく「ふ~ん」という印象で実践までには至らずに読みっぱなしの内容が多い中、この「その日にあった良いこと3つを書く」方法は、簡単お手頃なのに驚きの効用がジワジワと発揮されてきて、仕舞いには上司に叩かれようが電話口で延々とクレームの垂れ流しを聞かされようが100人乗っても大丈夫な自分を体感できるほどの鋼鉄のメンタリティー醸成が確認されたので、プラス思考ってやっぱり訓練が重要なんだなと認識した次第であります。



一週間で自分を生き返らせる方法「Three good things」  

ツイッターで就寝前にその日良かったことを3つつぶやく #3good 

 どのホッテントリーで最初に発見した方法論だったか失念したのが悔やまれるけど、上記のブログにも詳しく書かれていて(むしろ上の二つがブログ記事としては初出かもしれない)、twitterで#3goodのタグと共に良かったことを3つ書く流行は既にある様子。僕はプラス思考な書き込みと言えども、あまりに個人的な内容を毎日みんなと共有したいと思うほどにはオープンマインドにはなれないし、「良いこと3つ書く度にフォロワーが3人減っていく」なんていう都市伝説じみているけどプラス思考阻害因子を孕んでいそうな危険なことはしたくないので、iphoneアプリの「瞬間日記」にひっそりと書き留めてほくそ笑んでおります、えぇえぇ。しかも所要時間3分/day!


 で、記事にもあるように一週間経過したあたりから、何かが見えてくる、そしてそれは光であった……、という冗談めいた事実がありまして、種明かしというか、この「良かったこと3つ書く」行為のミソは、良かったことを必死に考え探し始める毎日の思考回路の運動にこそ意義があるんだと思います。それは「良かったことがあったから書く」のではなく「3つ書かないといけないから、良かったことを探す」という逆転ですね。「勉強したから辞書がボロボロになった」ではなく「ボロボロにしたいから辞書を使った」という使い込みに羨望を抱き謎の転倒に困惑したあの頃を思い出してもらえればいいと思いますが、辞書を物理的にボロボロにしただけでは学力は得られませんけど、良いことを必死に探してからそれを毎日書き込むという日記の半捏造のような転倒にはプラス思考を定着させるプロセスがぎっしり詰まってるっぽい……、そんな発見がありました。


 ということで、疲れたり良いことが最近無くてマイナス思考になりがちな方には、ぜひ試してもらえればと。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で