カーペンター監督『ザ・ウォード 監禁病棟』:既視感あるネタでも面白いよ

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ザ・ウォード 監禁病棟 The Ward

 『遊星からの物体X』『ハロウィン』などで有名なジョン・カーペンター監督による、日本では10年ぶりの公開となった作品。待ち侘びていた往年のファンにとっては期待値が上がりすぎてしまったが故に、「ちょっと物足りない……、でも、やっぱり監督のことは好きだよ!」といった評価のようです。B級映画の魔術師など高名な呼び名のある巨匠ですが、自分はこれが監督の初作品と相成りました。かろうじて『遊星からの物体X』のリメイク元であるハワード・ホークス制作版の『遊星よりの物体X』を観ているぐらい。


【ストーリー】
 クリステン(アンバー・ハード)は、放火の罪で特に異常のある者のみ収容する監禁病棟へと送られる。そこには同じような境遇の少女4人。自分だけは正常だと信じていたクリステンだったが、担当医のカウンセリングを受けた結果、ほとんどの記憶を失っていることに気づく。不安を抱えたまま迎えた夜、クリステンは病棟の廊下を歩くおぞましい顔をした少女の姿を目撃する。この病棟には看護師でもなく、患者でもない何か別の存在がいるー。そして一人ずつ消えていく少女たち。クリステンは必死の思いで病棟から脱出を試みるが、やがて彼女自身想像し得なかった恐ろしいまでの真実に直面する・・・。

 アマゾン・レビューが最高でも星4つ止まりなところに、カーペンター・ファンのなんおも言えない複雑な心境が見て取れますかね(笑)「つまらなくはない、ただ……な印象が拭えない」とか「良かった、でも……」みたいに+αの否定がくっつく形で批評に熱がこもってしまうのも監督が愛されている証拠でしょう。

 作品のオチはかなりストレートな感じで既視感もたっぷりなネタではありますが、そこに至る過程も全て込みで「映画」であることを考えれば十分に楽しめます。「ほぼ毎日、脱走試みてるなww」とかその辺の映画的に破綻の垣間見えそうな面白要素も楽しみつつ、それでもオチがばれないギリギリのラインを保ちながら伏線の回収もそつなくこなす作り方など、決して悪くはないです。(そもそも自分はオチが読めなかったので十二分に楽しんだと言えるかも、精神病院が舞台だから現実を否定する倒錯的な真相が絶対にあるとは思いましたけど)。ひとつ言えることは、みんな『アイデンティティ』とか『エンジェルウォーズ』と比べすぎ(笑)




パンチラっ娘で、ちょっと可愛い。

The Ward (2010) – Official Trailer


Sucker Punch – Samurai Fight Scene [HD](エンジェル・ウォーズ)


ザ・ウォード 監禁病棟 [DVD]

ザ・ウォード/監禁病棟(2010)
JOHN CARPENTER’S THE WARD
監督: ジョン・カーペンター

上映時間 89分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2011/09/17
ジャンル サスペンス/ホラー

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